2025年3月28日〜3月30日にパシフィコ横浜で行われた第89回日本循環器学会学術集会で、鹿児島医療センターから2題演題発表を行いました。
一つは僧帽弁逆流の低侵襲治療であるMitra Clip治療後の栄養状態の変化についての発表でした。心不全患者の栄養状態は、心不全再入院や死亡等の予後に関わる要素でもあり、座長やフロアからたくさんの質問がありました。もう一つは、経皮的大動脈弁治療後(TAVI)に、残存した僧帽弁逆流と予後についての発表でした。TAVI術後の僧帽弁逆流の残存は予後不良因子といわれており、こちらも質疑応答が盛り上がりました。同内容でヨーロッパ心臓病学会への演題登録も行っています。論文化を念頭に入れ、症例数を増やして、引き続き解析していこうと思います。
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